一般に辛いものはカラダを温める作用があり、苦いものにはカラダを冷やす食材が多いと言われている。辛いカレーライスを食べると汗だくになり、暑い沖縄で苦味のあるゴーヤを食べるのも、その裏付けといえる。
また、寒い時に収穫されるものは体を温めるものが多く、暑い時期に収穫されるものは体を冷やすものが多いとされている。これを身土不二という。
それでは甘いものはどうだろう?
甘いものの代表である砂糖(サトウキビは暑い地方で収穫される)や果物(特にトロピカルフルーツは暑いところで収穫される)は、暑い場所で生育するので体を冷やすものが多いということになる。