たとえば、冷房が強くて体が冷えすぎている時などに、5秒くらいかけてゆっくりと鼻から肺いっぱいに空気を吸い、15秒程度かけて細長くはき続けると呼吸をすると、副交感神経が興奮してきて血流が増え、手足が暖かく感じてくる。
一方、逆に浅くて速い呼吸を繰り返していると今度は交感神経が刺激されて、末梢の血流が低下し、皮膚にある感覚神経は冷たく感じてくるはず。
ただし、体を温める血液も熱が奪われることで消耗するので適当にカロリー補給しないと次第に体全体が冷えてしまう。ストレスの多い現代社会では、浅くて速い呼吸をする人が増えているのでつねに適度な栄養補給を心がけて生活することも大切。
冷えと便秘の両方に効果のある呼吸法によるとこの呼吸法を行うのは就寝前がおすすめ。