良い香りをかぐことは、精神状態を安らかにすることが確認され、実際に、ある病院では心身症の治療に香りを用いて効果をあげています。このときに用いられる香りは、天然の香木のものがより効果的です。人工的につくられた香水香りは、ストレス解消程度に使うなら十分効果を発揮しますが、心身症の治療となると効果的ではありません。
治療の方法ほ、良い香りを常に身の回りにただよわせているだけです。部屋のなかに香りを焚きこめたり、香り袋をさいふやバッグに入れて持ち歩いたりする。すると、不安や怒り、緊張や神経過敏が緩和され、心身症に多い不定愁訴の諸症状も次第に消失していく症例が報告されています。
あるデータによれば、著しく効果があった人23%、有効と認められた人50%、無効だった人26 %という治療成績があったといのでりの効果ほかなりのものです。
香りが精神修養に使われた歴史ほかなりの歴史があります。室町時代に茶道とならんで貴族や知識人忙親しまれていた香道です。香道では、香会が催される。香元がたてた香りをかいで、その香りをあてるのだが、かなり精神を集中しなければ難しいといわれています。
アロマテラピーの効能、効果はこちらです。気になる症状がなかなか改善しない場合に香りのチカラを試してみるのもアリかもしれません。人間の体はいかにリラックスできる時間を確保できるかがカギのように感じます。