確かに、ヒーリングミュージックや小川のせせらぎ、波の音などの自然音のCDやリラックスできるテレビの映像には、眠りを誘う効果がある。しかし、一度眠ってしまってからのつけっ放しの音楽や映像は、睡眠の妨げとなってしまう。眠りにつくと、自律神経が交感神経から副交感神経に代わり、リラックスしてくるのだが、騒音でイライラしたりすると、再び交感神経に戻って活動してしまい眠れなくなってしまう。
騒音で眠れないのは副交感神経に切り替わらないことが主な原因。
眠っている間は目が覚めないように、寝室は静かで落ち着いた環境にしたい。音楽CDやテレビは寝る前にタイマーをセットし、睡眠後は消えるようにすると、電気代の節約にもなる。音楽やテレビは誘眠にはよいかもしれないが、睡眠中は静かな環境で眠るほうが質の高い睡眠が得られる。
ストレスで眠れない人にモーツァルトの音楽などが効果的と言われているのは確かなのでモーツァルトの音楽CDを1時間タイマーなどでセットして就寝すると効果はさらにアップするということになる。