昔から酢を飲むと体が柔らかくなると言われましたた。ひどい人になると、「サーカスの子どもは、毎日、コップ1杯の酢を飲んでる!」なんてことまで言う人まででてきました。日本中、いたるところで言われていたようだから、本当にそんなこともあったのかも知れません。
酢の実際の効果は別にしても。なぜ、酢を飲んと体が柔らかくなるなんてことが言われ出したのでしょうか。発生の地は、家のなかの台所です。魚を酢につけてから焼く。すると、確かに骨が柔らかくなり、丸ごと食べられるようになります。
コンプでも同様で、酢を入れてから煮ると、すぐに柔らかくなります。この訳は、非常に単純です。酢酸が骨のカルシウムや、カロースという織維を溶かしてしまうからです。そんなところから、酢を飲めは人間の体まで桑らかくなるに違いないと見当をつけられたのかもしれません。
しかし、飲むとつけるのとでは大違い。ロから入った酢は吸収分解されて、最後は炭酸ガスと水になってしまうのです。胃袋の壁からヒタヒタと骨にまで入りこんで…とはなりません。従って、酢を飲むと体が柔らかくなるというのも間違いです
「じゃあ先生、飲まないで、酢の中にお風呂に入るように漬かればいいんじゃないですか? 」必らずこういうことを言う手合がいますね。それは私にも分らないから、「あなた、試してみなさい」と答えるでしょう。
おそらく、体が柔らかくなる前に、気分が悪くなるのがオチではないかと思います。第一、そうまでして体を柔らかくする必要がある人はほとんどいません。
黒酢で健康パワーアップhttps://more-supplement.info/use/archives/97