歯を磨くときは歯磨き粉などつけなくてもいい[本当]

タバコをたくさん吸う人向けの歯磨粉があって、ある若い知人にいわせると、「あれを使うと、ふつうの歯磨粉は使った気がしないんですよ。ザラザラしているから、いかにも歯がきれいになったって感じがするんですよね」

ところが、これほあまりお勧めできる歯磨ではありません。それどころか、ふつうの練り歯磨きも、歯のためにはあまりいい影響を及ばしていないのです。
これは、練り歯磨には、歯の表面をけずる研磨剤が入っていて、表面がけずられると逆に、細菌が付きやすくなってしまうのです。

虫歯の原因になる細菌とはミュータンス連鎖球菌です。

これは、口のなかのでんぷん質や糖質を乳酸に変える。乳酸はまず、歯の表面にあるエナメル質を溶かしていき、やがて虫歯と呼ばれるまで悪化するのです。練り歯磨粉は、研磨剤の力でそのエナメル質をけずってしまい、細菌が溶けこみやすくします。

ましてや、ザラザラしたスモーカー用の歯磨粉は、歯のエナメル質をどんどんけずってしまいます。

先生は、練り歯磨の芳香剤も、考えものだというのです。この芳香剤のために、それはど歯の汚れが落ちなくてもきれいになったと錯覚してしまうからです。歯磨きは何もつけなくても充分なのです。肝心なのほ、毎食後にきちんと歯を磨き、食べ物のカスを取りのぞくことです。ミュータンス連鎖球菌は、キスでも感染します。虫歯で歯が真黒になったような人とは… もっともそんな人とはする気になれないのでしょうけれど。

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