必ず効く薬とはいえなくても発売する[本当]

「昔から薬、九層倍とかいって、原価はむちゃくちゃ安いんでしょう? 医薬品メーカーは儲かるわけですよね」なんて、よく言われます。

ところが、昔の漢方薬ならいざ知らず、最近の医薬品ほそんなに簡単なものではありません。ひとつの薬が、効果があると認められて、販売が許可されるまでには、実に多くの動物実験や臨床実験をおこなわなければいけません。

その費用は、約3億円だとか、いや、その倍はかかるとか言われているほどです。しかも、ようやく薬が発売されても、売れなければ元が取れないのです。

およそ10億円は売り上げなければ、研究開発費、製造費、人件費、宣伝費、などをペイできないと言われます。薬が売れるためには、実は大変に重要な条件があるのです。

それは、患者の数が多いということにつきます。患者の数が少ない奇病向けの薬などでは、医薬品メーカーもつくるのを避けてしまうのは当然です。事実、効くとはっきり分かっていても、ペイできないことが明らかなため、つくられない薬もあります。

例えば、酢酸フロドロコルチゾンという薬です。この薬は、先天性副腎皮質過形成という奇病には劇的な効果があります。

ところが、患者数が少ないため、日本の医薬品メーカーはどこもこの薬を製造しようとはしないのです。そのため、外国の薬品メーカーからテスト用として提供されています。効くと分かっていても、買えない… なんとも難しい問題なのです。だからといって、そうカンタソに薬の製造を許可するようになれば、今度は薬害が大量発生するのも目に見えています。
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