胃炎の治療薬で胃ガンは予防できるのか
がんを予防するために「定期的に健康診断や人間ドックを受診しましょう」といわれます。それは早期発見であって、予防ではありません。もちろん、早期発見は大事なことです。
たとえば、内視鏡を例に取ると、毎年、内視鏡検査を受けている方は、早期で胃がんや食道がんを発見できるので、内視鏡手術で取り除くことができます。
早期であればそれで完治しますから、胃や食道を切除する必要はありません。臓器を失うことがないので、その後の生活の質を保つことができます。
しかし、同じ部位でも進行がんで発見されれば、胃や食道を切除しなければなりません。さらに、進行がんの場合は転移・再発のリスクが伴います。
では、どうしたらがんを予防できるのでしょうか。胃がんは腸上皮化生を放置すると発生することがわかっていますから、本気で胃がんを予防するためには、腸上皮化生を見つけたら、それを治すことです。腸上皮化生は、「胃びらん」という病気ですから保険診療の治療の対象となり、結果的に胃がんの予防になるのです。
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高品質のコラーゲンも腸上皮化生に効果がある
胃炎の治療薬を気長に服用すれば、腸上皮化生を治すことができます。治るまでの期間に個人差はありますが、ほとんどの場合、治ります。
高齢になると治らないこともありますが、毎年、内視鏡検査を受けていれば、胃がんが発生した場合にも、ほとんどが早期がんで発見できますから、内視鏡手術で治療が可此師です。
胃炎の治療薬を飲む他に予防法はないのでしょうか。ある女性が腸上皮化生になったとき、「薬を飲みたくない」といったことがありました。そこで、コラーゲンを試してみることを勧めました。すると、彼女の腸上皮化生は、1年後に治りました。胃がん以外のがんの予防でもコラーゲンが有効である可能性はあります。
がんは加齢が大きな要因のひとつです。一般に高齢化すると、がんの発生率が高まります。高品質コラーゲンを継続して摂取すると、抗老化効果があることがわかっていますので、がんを予防する効果が期待できるのです。
コラーゲンは動脈硬化や骨粗鬆症にも効果あり
コラーゲンというと一般的には、美容にいい、という程度の知識が多いと思います。特に興味も持っていなければこの程度です。しかし、医者に見放された坐骨神経痛の方がコラーゲンを飲んで、1ヶ月で良くなったというのです。
他にも関節の痛みが取れた人がたくさんいるということでした。コラーゲンについて改めて解剖学を勉強してみると、なんと骨の組成の3分の1がコラーゲンでできているのです。
さらに、骨のフレームを構成しているのもコラーゲンなのです。私たちの体には、食品からコラーゲンを合成する機能が備わっています。私たちがすい食事で摂り入れた肉や魚は胃や腸で胃液、膵液、十二指腸液によって消化されます。それにより様々な種類のアミノ酸に分解されて、腸管から吸収されます。これらアミノ酸の中で特に一緒合力の強いプロリン、ヒドロキシプロリン(水酸化プリンしなとが緒びついて、コラーゲンが合成されます。
体内で合成された新鮮なコラーゲンは、血液によって全身の細胞に届けられます。そして、老化したコラーゲンと入れ替わります。ところが、このコラーゲンを合成する力が最も強いのは20代前半です。25歳を過ぎると、体内で作られるコラーゲンの量は毎年1~2% 減少することが知られています。その結果、老化したコラーゲンがそのまま体内にとどまるようになり、皮膚にたるみやしわが目立つようになります。血管の老化は高血圧や動脈硬化につながりますし、骨の老化は骨粗鬆症や関節炎を引き起こします。これらの老化のすべてにコラーゲンが関係しているのです。
美容と関節の健康維持にコラーゲン
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必要なコラーゲンを食事で摂るのは不可能
ならば、コラーゲンをたくさん含む食べ物を食べればよい、と思うかもしれません。実際にコラーゲンスープや鍋を売り物にしたレストランも目立ちます。ところが、この方法で毎日必要なコラーゲンの量を確保するのは至難の業です。成人が1日に必要なコラーゲンを牛肉だけから摂ろうとすると、約230g、マグロなら約300g、毎日食べ続けなければなりません。
豚足や手羽先にもコラーゲンは大量に含まれていますが、これを毎日食べ続けたら、余分な脂肪まで摂り込んでしまうことになり、今度は別の問題が発生してしまいます。
このように考えると、コラーゲンはサプリメントで補給するのが最も合理的だということです。