骨密度を測定する方法には、超音波とレントゲンがあります。手や足首で計測するのは超音波で、腰椎や大腿骨で計測するのはレントゲンです。
手や足は体の中で最も使用頻度が高いので、体全体の骨密度を表しているとはいえません。学会や論文で骨密度を表示する場合は、腰椎か大腿骨の骨密度以外は認められません。
正しい測定方法は、腰椎、大腿骨で骨密度を計測しますが、ほとんどの開業医は超音波で計測します。他の病院やクリニックで超音波計測を受けて正常だった方がトゲン計測をしてみると、骨密度低下となることが珍しくありません。
正確な骨密度は、腰椎、大腿骨で測定するレントゲンデキサ(DEAX法)です。それが世界標準です。