【本当】大きな病院は未熟で腕のよくない医師が多い

命の危険があるような病気にかかってしったときに大きな病院へ行くでしょうか?街のかかりつけ医に行くでしょうか?大学病院、市民病院、日赤などを選ぶケースが多いかもしれません。

大病院には最新の設備も揃っていますし、スタッフも大勢揃っています。しかし、大病院の医者が開業医よりもレベルが高いかといえば、YESとは言えない現状があります。現代の開業医は、レストランにたとえると専門店に相当します。専門店には、その店でしか食べられないものがあります。行列しても、予約が何ヶ月先でも、どうしても行きたくなるものです。

一方で大病院は、メニューが豊富で何でも食べられるレストランです。しかし、他では食べられないメニューは何ひとつありません。高い専門性を有する開業医にも、専門店のレストランと同じことがいえます。

逆に考えれば、大病院の勤務医をしている医者は自分で開業できるほどの腕がないから、勤務医をしているともいえます。たとえば、クリニックを開業している医師でも専門医として年間3000件以上の内視鏡検査や手術を行っているドクターもいます。

大病院の医師は、どれだけの内視鏡検査を行っているかご存知ですか? 毎日行っているわけではなく、1年間に数百件行えば多いほうです。

クリニックの医師はその100倍近くの内視鏡検査や手術を行っているというケースも多々あるのです。これだけ経験値が違うのですから、技術に差が出るのは当たり前です。病院という器の大きさでなく、どれだけ経験数が多いかが診療レベルを測る根拠となるのです。これは、内視鏡だけでなく他の医療でも同様です。

開業で失敗した医者が大病院の勤務医になるケースも多い

開業医の場合、クリニックを開業しても患者に認められなければ、廃業に追い込まれます。いまは10人開業すれば、9人は廃業に追い込まれるといってもいい状況です。それほど開業医は厳しいのです。廃業に追い込まれた医者はどこに行くかといえば、大病院の勤務医に戻ります。これが実情です。

もちろん、大病院にも腕のいい医者はいます。開業するするには、古古者としての腕だけでなく、経営のセンスも必要になってきます。

腕が良くても経営のセンスは全くない医者もいます。そういう医者は大病院でこそ力を発揮できるでしょう。ですから、大病院が良くないわけではありませんが、「大病院のほうが安心」と単純に考えるべきではありません。

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