不眠に悩む現代人は急増中ですが、いわゆる「寝不足」と「不眠症」の決定的な違いはどこになるのでしょうか?
臨床的な睡眠不足の判断基準は「起床から4時間後に、あくび、だるさ、ぼっとするなどの何らかの眠気に関する徴候が見られている」ことです。
6時起床の方は、10時の会議のときにチェックしてみましょう。起床から4時間後は、ヒトの脳波活動が最も盛んで、言わば1 日のうちで最も頭が働く時間帯です。脳波の活動が一番活発で一番クリエイティブな時間帯となります。この時間に眠気が混入してくるということは、睡眠の絶対量が足りていないと判断します。
脳の活動は起きた時が一番クリアで、だんだん下がっていくのですが、起床2時間後はテストステロンという男性ホルモンが高くなるため、決断力や自分で選択する力が強くなります。だから、難儀なことをバシバシ決めていくことに向いています。
その後、記憶力が充実する起床3時間後に全体のスケジュール管理をしたり、予定を立てたり、教育訓練にも適しています。
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