時計が鳴ってもなかなか起きられずにボーっとしてしまう人は多いと思います。睡眠時間が足りていないから…と思うかもしれませんが、これは、どういうことでしょうか?
まずは、膝下に冷温水をかけて、加えて自己覚醒法を試してみましょう。このときに、目覚まし時計は、通常通り使ってください。
起きられるようになってきたら、目覚めてから、まず温かい飲み物を飲んで内臓の温度、深部体温を高めましょう。夏の暑い日であっても、起きた直後に冷たい飲み物を飲んでしまうと、翌日もなかなか起きられないリズムになってしまいます。朝の深部体温が上がるリズムを強調できれば、夕方に体温が上がりやすく、夜の寝つきを良くすることが狙えます。
冬の寒い朝には、起床時間の1時間前に暖房がつくように、タイマーでセットしてみましょう。室温が上がってくれば、自然に目覚めやすくなります。さらに、起きたらすぐにパジャマを着替えてみましょう。
ボーっとしてしまうからといって、パジャマのままで過ごしてしまうと、朝の起きられない反応を助長してしまいます。放熱しやすいパジャマから洋服に着替え、深部体温の上昇を助けましょう。