日本酒 高値 33万円もするものがあるという噓のような本当のお話です。しかし、実はこれにはからくりがあるようです。
日本酒 高値 133万円 たぐいまれなる日本酒のお値段は
ワインやブランデーなら、値段がいくら高くても、そうはびっくりしないかもしれません。長く寝かせたほうがおいしい酒だから、それなりに経費もかかったのだろうと納得もいきます。
しかし、日本酒で 一升 33万円となると、いささかびっくりです。日本酒は新酒が珍重される酒で、長く置いておくと、味は確実に落ちていくし、お酒そのものが劣化してきます。。すると、新酒が33万円、これはどういうことでしょうか。
これは、平成元年に限定33で発売されたもので、まず中身はというと、超一流の杜氏が手づくりで仕込んだ大々吟醸。発売元の灘の酒造メーカーでも、10年に1回できるかの味だそうです。
そして、この酒を入れる壺には、もっと手がかけられていてひとつひとつに東大寺の長老が絵付けをしたというものです。
どちらかというと日本酒よりも入れ物のほうが高く1升で33万円もするというからくりのようです。
杜氏 とは
日本酒づくりは、12~13人ぐらいの職人たちがチームをつくっておこなわれます。そのなかで頭に立つ人が 「 杜氏 」 です。
現場では工場長のような人なので、酒づくりのプロ中のプロでちなんだものといわれています。
また、杜という字は、「鎮守の杜」とも使うように神社みきと関係が深いものです。お神酒をつくる人もまた神官と位が同じという意味もあるといいます。
その「杜」という字に「氏」がついたわけですが、これは音のほうからきたもです。
元来は「頭司」で、それが、「刀自」と変わり、それが「杜氏」に変わりました。いまでも、地方に行くと、名家の婦人のことを「刀自」とよぶこともありますが、それは昔、酒づくりが女性だったころの名残となっています。