しゃっくり 止める方法 舌を引っぱる と止まりますがこれは本当です。おばあちゃんの知恵袋的な方法だと思いますが、止まらないときには試してみるといいと思います。
しゃっくり 止める方法 舌を引っぱる
何かの拍子に突然起きるしゃっくりですが、うっとうしいので一刻も早く止めたくなるものです。自宅でならいいのかもしれませんが、外食ででてしまうと早く止めたいものです。
「息を止める」「水をゆっくり飲む」「びっくりさせる」など、さまざまなしゃっくりの止め方が広まっています。
しゃっくりは、医学的には「吃逆反射」と呼ばれています。母親のお腹に胎児の口に誤って異物が入ったときにそれを吐き出すために備わった反射なのではないかと推測されています。
しゃっくりは横隔膜(肺の下にある膜状の筋肉) がけいれんすることで生じるのです。同時に声帯の開口部である声門が閉じて狭くなった隙間を息が通るときに「ヒクッ」という音が出る仕組みです。
飲酒やストレスが原因になることも
しゃっくりは横隔膜や迷走神経への刺激によって起きると考えられています。迷走神経は延髄から体内へ広く分布している神経のひとつですたとえば早食いをしたり、冷たいものや熱いものを急に飲んだりすると、胃が拡張して横隔膜を直接刺激するため、けいれんを起こすことがあるのです。ほかにも飲酒やストレスでもしゃっくりが起きることがあります。
通常、しゃっくりは長くても2 日程度でおさまるものですが、それ以上つづくものは、迷走神経を刺激する何らかの病気が隠れている可能性もあるので、医療機関の受診をしたほうがいいでしょう。
どうしても止まらないときには
しゃっくりの止め方にはさまざまな方法があります。個人差もあるのですが、そのなかでも止めることのできる可能性の高い方法がふたつあります。
ひとつめは、指で舌をつかんで30秒から1分程度、強く引っ張るという方法です。舌咽神経が刺激され、横隔膜のけいれんを止めることができるのです。
この方法は、病院でもじっさいに行なわれることがある方法です。
もうひとつは、左右両方の耳の穴へ同時に両手の人さし指を入れて、1分程度耳の奥を強く押す方法です。こちらは、耳の奥にある迷走神経を刺激することで、横隔膜のけいれんを止めることができます。舌を引っ張る前に、まずは、試してみる価値のあるしゃっくりを止める方法です。