断酒 飲めなくなる と感じている人は多いかもしれませんが、これは本当です。
断酒 飲めなくなる
タバコも酒も、しばらくそれを断ったあとに口にすると、やけに効くものです。タバコは目のまえがクラクラしてくるし、洒は文字どおり五臓六腑にしみわたります。
しみわたるだけならいいのですが、なかにはあっというまに酔いがまわってダウンしてしまいます。
「こんなはずでは…」という経験のある人も多いでしょう。これは、アセトアルデヒド脱水素酵素というアルコールを分解する酵素の働きが弱っているせいです。
この酵素、需要に応じてその量が増減する性質があり、毎日アルコールを飲んでいれば、それにともなって増加、しばらく飲まなければ、減ってくるものです。
酒はトレーニングをつめば、ある程度強くなるというのも、この酵素が需要に応じて増えるからなのですが、それも通常量の2~3倍が限度です。もちろん、無理やり酒に強くなったぶんだけ、肝臓には負担がかかることになるので注意です。