肥満の原因は、体に取り込まれるエネルギー量よりも消費エネルギーのほうが少なくなること。脂肪が体内に蓄積されれてBMI値が25以上を肥満とされている。
冷え症の人は、新陳代謝が低下しているケースが多いために同じように食事をとり運動量も同じだとすると太りやすいといえる。実際に慎重が同じで体重の異なる2人が上半身裸になって寒さの耐久実験を行ったことがある。
この結果、同じように温度を下げていくと、太っている人の方が皮膚の表面温度が下がりやすく、早くから体が冷えてしまった。
これは、太っている人の体内で作られた熱は厚い皮下脂肪によってはばまれ、皮膚表面が伝わりにくいため。
皮膚表面には温度センサーがあるので寒さをいち早く感じる結果になったのだろう。
ただし、冷え症でも消費エネルギーの少ない人、クルマにたとえると「燃費の良いクルマ」をイメージすると、カラダに取り込むエネルギー量(クルマの場合はガソリンや軽油)も少なくなるので、太らないケースも出てくる。
現代人は、特にストレスに強くなると冷え症にならない?あたりが冷え改善にはポイントになりそう。