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正しいと理解している物事でも実は間違っていることもある。 人間の 体 に関する 嘘 本当 の話を紹介。

夜に爪を切ってはいけない[本当]

つめを骨の一種と思っている人がいるらしいのですが、骨とは違います。皮膚の表面の角層が変化したものです。

つめは1 日に0.1ミリ~0.2ミリほどのびるのですが、骨がそんなにのびたら大変ですね。「夜、爪を切ってはいけない」とは、昔から言われ続けてきたことでもあります。

子どもの頃に、そう注意され、「どうしてなの? 」と聞いたら、「夜、爪を切ると鬼の爪になる」などと不可解な答えが返ってきた。こんな変てこなおどしをかけたって、子どもも信じるはずがなく、かえって軽視するようになってしまうでしょう。

夜、爪を切ってはいけないのは、暗いところで爪を切ると、つい深爪をしたりして、そこからバイ菌が入る怖れがあるからです。

爪の部分は、頻繁にいろんなものにふれます。そこが傷つけば、悪い細菌に感染する可能性が高いのです。ことに、土を素手であつかうことが多かった昔の農家の人にとっては、破傷風菌という恐しい菌に感染する怖れがありました。

そこで、夜、爪を切るのを強くいましめたのです。現代でも、同じこと。文明が発達したからといって、細菌が少なくなったわけではありません。

とくに、若い女性はマニキュアをしたり、磨いたり、爪を必要以上にいじくりまわすことが多くあります。爪の根元にあるあま皮を切りすぎ、奥にある爪母まで傷つけたりすることもあるでしょう。

爪が傷つくと、爪のかたちまで変わってしまうこともあります。美容のためにも、健康のためにも、あまり爪をいじくりまわさない方がよいのは言うまでもありません。

貧血が進行すると、爪や舌の異常などが起こります。

170cm、体重60kgはデブではないと言えない場合も[本当]

「僕は運動もはとんどやらないし、それにご飯も好きなだけ食べているのに、体重はずっと60kgです。身長は170cmだから理想的です。やせる必要なんてまったくありませんよ」と自慢している人がいます。

「ちょっとさわらせてください」と私。彼の腕や、わき腹をつまんでみる。やわらかく、女性のようにポチャポチャした体つきである。「太り過ぎですね」というと、彼ほびっくりしたような表情をしました。

「最近、この手の肥満体がふえている。体重だけ見る分にほ何の問題もありませんが、さわってみると筋肉ははとんどなく、皮下脂肪がたっぷりついているタイプです。

理想の体重は、身長から110をひいた重さです、(身長マイナス100 )×00.9といった方程式がすっかり有名になってしまい、これ以内ならすべてよしと思ってしまっている人が多いのです。

しかし、そんなに単純なものではありません。スポーツマンなどは、実際に見るよりもかなり体重が多いのです。
筋肉が発達しており、脂肪よりも筋肉の方が重いのです。

いわゆる固太りといわれるものです。ところが、運動不足の方はいうなればやせ太り。見かけほそうでもなくとも、立派なデブです。これでは困る。「なるほどねぇ。どうも最近、階段を上がるとき、しんどい感じがあるはずですよ」と、そのやせ太り氏も納得。男は容量よりも固さが勝負なのです。

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太っている人はいびきをかきやすい[本当]

いびきといってもたくさんの種類がありピン~キリまである。寝息が少しひどくなった程度ならかわいいが、飛行機の爆音のごとき迷惑ないびきもあります。
いびきは、成人で5~6人に1 人の頻度で症状がでます。

また、疲れたときもいびきをかく、という人もいます。実際に疲労や身体的不調がある場合に、いつもはかかない人が高いびきで寝入っていることもあります。このような人も含めれば、約9割の人がいびきの経験者となります。

それでは習慣的ないびきほどうでしょうか。どんな原因があるのでしょうか。いびきとは、医学的に言うと、軟口蓋と後咽頭壁に起こる振動によって生じる呼吸音です。

睡眠中に何らかの理由で、鼻やロから気管に入っていく空気の通り道(気道)が狭くなり、空気の出入りの度に振動や摩擦が起こるためです。その何らかの理由というのは、鼻から口蓋にかけての弁状構造の弛緩、または気道をとりまく上気道の軟部組織や筋肉の弛緩などが関与しています。

もう少し、くだいて言えば、起きているときほ筋肉や神経は緊張していますが、眠ると筋肉がゆるんで、軟口蓋や後咽頭壁が息でブルプルふるえ、いびき音をかもし出します。

そういえば、キリッとした表情でいびきをかいている人はいません。一様にポカンと口をあけたりして、気がゆるみきった顔で寝ているものです。

お酒を飲んだときにいびきをかきやすいというのも、普段よりリラックスした状態で眠るからかもしれません。

問題になるのは、病気が原因のケースです。上気道の病気が、気道の異状に拍車をかけることになってしまいます。例えば、蓄膿症、鼻タケ、鼻炎などの鼻の病気。扁桃腺肥大、アデノイドなどの喉の病気。これらがあると、気道が狭くなってしまいます。

狭くなった気道を、空気が無理に通ろうとするから、異常音、つまりいびきが発生しやすくなります。そのはか、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの人も、大きないびきをかく傾向が強く治療が必要となるケースもあります。

そして、肥満も原因のひとつにあげられます。肥満するのは、何もお腹や手足だけではありません。首や喉のまわりにもたっぷりと脂肪がつくのです。従って、気道が狭められ、いびきが生じます。「火を吹くようにいびきをかく人は長命」などと古くから言われてきたのもわかります。

いびきを甘くみてはいけない