「暗いところで本を読むと目を悪くする!」と子どもの頃、親に叱られた経験がある人も多いのではないでしょうか? しかし、じつは、この「小言」に医学的な根拠はありません。
眼科医によれば「暗いところで読書をしても、視力が落ちたり、眼疾患にかかったりすることはない」とのことです。読書や作業をする時、人間の目は、レンズとも言える水晶体が厚みを変えながらピントを調節します。
水晶体と接続している毛様体が、伸びたり縮んだりしながら、扁平な水晶体の形を変えているわけです。また、カメラの「絞り」 と同じ機能を持つ虹彩は、瞳孔に入る光を調整します。暗いところで読書をしても、この働きは変わりません。暗い場所でも明るい場所でも条件が一定でさえあれば、目にかかる負担がそれほど変わらないということです。
照明の落ちた映画館やコンサート会場でも、やがて周囲が見えてくるのと同様に、読書も最初は読みづらかった文字がしばらくすれば、見えてきます。「日が慣れた」ということでしょう。ただし、視力が落ちることはないにしても、眼精疲労から来る頭痛、肩こりなどが現われる可能性は高くなります。やはり、暗いところで、読書をすることはおすすめできません。
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