月別アーカイブ: 2014年10月

眠りには男女差がある[本当]

男性に比べて、女性は出産する仕組みがカラダに備わっているため、睡眠時間をコントロールする機能が細かくできている。女性は、月経のとき、眠気や倦怠感に陥りやすいが、これは女性ホルモンと脳下垂体ホルモンの分泌によるもの。

男性の場合は、男性ホルモンの分泌があっても眠りへの影響はほとんどない。女性は排卵期間中は、カラダが少しでも長く起きていて受精しようとするため、睡眠時間は短めにプログラムされる。眠くない。しかし、排卵期間が終わった後は、今度は受精する必要がないため、起きている必要もなく、睡眠時間が長くプログラムされる。だから、女性は月経中やその前後には眠くなりやすいとい。
また、月経中に作られる黄体には、モンがあり、このホルモンが女性に眠気すともいわれている。

読書は眠気を誘う[本当]

眠る前に、ふだんすることでリラックスして、自然と眠くなるようなことを入眠儀式という。個人個人異なるがおおよそ人がリラックスする行動は同じ。読書も睡眠前の入眠儀式になる。しかし、おもしろい小説や好きな本に夢中になってしまうと、逆に目がさえてしまい、かえって眠気を吹き飛ばしてしまう心配がある。

難しい本や読んでいて疲れるような本なら眠気を誘うので、入眠効果は期待できる。本を持っている手が疲れてきて持ったまま眠ってしまう前に、灯りを消すスイッチが手もとにあると消灯しやすく、スムーズに入眠できる。読書で眠気を誘うのは個人差があり、まず自分が眠気を感じる本を見つけるのが肝心。

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いつでもこでも眠くなるのはだらしがないから?[嘘]

睡眠時無呼吸症候群(睡眠時無呼吸症候群についてはこちら)という病気は、いつでもどこでもかまわず眠くなってしまう。JR福知山線脱線事故で世間に知られるようになったこの病気。

これは性格がだらしないとかそういう問題ではない。病気特有の症状。

睡眠時無呼吸症候群とは眠っている間に気道の閉塞などによって呼吸が何回も停止してしまう病気。無呼吸とは10秒以上呼吸が停止している状態をさす。睡眠中に無呼吸が何回も繰り返されるとレム睡眠、ノンレム睡眠のサイクルが正常に働かなくなり、眠りが浅くなってしまう。そのために熟睡できずに頭痛や日中の眠気や倦怠感などを引き起こす。

やがて脳卒中や高血圧、心疾患、糖尿病などの合併症につながる睡眠障害のひとつ。このような病気の人は夜の睡眠時間が十分でも眠りの質がよくないために日中に強烈な睡魔がやってくる。