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現代医学で肝臓の一部だけの移植は不可能[本当]

お酒を飲み過ぎて、アルコール中毒までいってしまうと、肝臓の方もだいぶ危険な状況になります。肝硬変にまで悪化する場合もあります。するとどうなってしまうのでしょうか?

これは最悪のケースですが、機能しなくなった肝臓をすっぱりと切り取って、全く新しい他人の肝臓を移植しなくてはなりません。「そんな、他人さまの肝臓を丸ごといただかなくとも、健康な部分を一部いただければよさそう?」というのは、患者の願いですが、それができないのです。

飲み過ぎに注意したいアルコール類 | 危険な食品
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ところが、アメリカのジェイムス・ホワイティソグ博士は、この至難とされていた肝臓細胞の一部移植に成功しています。肝臓の細胞をコラーゲンというタンパク質でおおわれた胆体に付着させることで、それが成功したというのです。

ただし、これは、変異ラット、つまりネズミの体における成功なのです。変異ラットというネズミは、最近のがん研究やバイオテクノロジーにはなくてはならない生き物です。誕生は1964年。突然変異で生まれたものですが、皮膚に毛がありません。
変異ラットで重要なのは、毛がないことではなく、免疫機構に重要な役割を果たす胸線がないことなのです。。ふつう、生物には免疫反応というものがあります。体内に異物が侵入した場合、このシステムが異物を殺してくれる機能です。きわめて重要なシステムで、それがあるからこそ、バイ菌の侵入も防いでくれます。このシステムが働らかなくなるのが、後天性免疫不全、すなわちエイズです。

変異ラットの場合は、先天性免疫不全なのです。免疫システムほそれほど重要なシステムなのですが、ただ、臓器移植にとっては大敵となります。移植された他人の臓器も、本来の体にとってみれば異物ですから、拒否反応を起こしてしまいます。

ここに臓器移植の最大の難関があります。重要なのは、丸ごと移植しなければならなかったのを、一部でも移植できたことにあります。これが人間の体でも成功すれば、こんなことも可能になるということです。まず、健康なときの肝臓の一部を保存しておく。やがて、年を取り、酒で肝臓がボロボロになってしまったとする。そのとき、保存しておいた自分の肝臓の一部を移植すればいいかもしれません。
もともと自分の細胞であれば免疫システムもクリアーできます。
お酒の飲み過ぎには注意しなければいけないのです。

酒にすぐに酔ってしまう薬 ジスルフィラム [ 本当 ]

ジスルフィラムという薬は、アルコールを分解する作用がストップするため、ちょっと飲んだだけでもすぐに気分が悪くなってしまいます。もちろんアルコール中毒症の患者の治療にも使われているものです。この薬を飲んだ元アル中患者は、こんなふうに体験を語っています。

それまで飲んじゃいけないっていわれていた酒を、ドクターがそろそろ少しなら飲んでもいいっていうんですよ。おかしいなとは思いつつ、酒を見たらもうダメ。数週間ぶりのビールをきゅうっとあおりました。これまでだったらジョッキに3~4杯飲んで、やっとほろ酔いなのに、コップ1杯でやたら酔っちゃいましてね。
しかも、気持ちは悪くなるわ、心臓はドキドキするわ、あんなに酔ったのほ生まれてほじめてですよ。しばらく飲まないとこんなに酔っ払うものなのかとびっくりしましたね。それからは、何度飲んでもコップ1杯でさんざんな思いをしています。さすがに飲みたいという気もなくなっていきました」

ところがアル中というのは、ようやくの思いで断酒しても、何年か後、ちょっとだけならと飲みはじめ、あっというまにあと戻りのパターンが多い。懲りない面々なのです。この体験者の場合は、さいわい強い精神力で酒と別れることができました。しかし、ふたたび酒に手を出す可能性のある人ほ、家族などがこのジスルフィラムをさりげなく飲ませることが必要です。
たとえば、何か仕事でおもしろくないことがあったり、ふさぎこみだしたりしたときに、そっとみそ汁に入れておいたりします。勿論、専門医の指導のもとにおこなわなければいけません。

心地いい香りは心身症にもよい[本当]

良い香りをかぐことは、精神状態を安らかにすることが確認され、実際に、ある病院では心身症の治療に香りを用いて効果をあげています。このときに用いられる香りは、天然の香木のものがより効果的です。人工的につくられた香水香りは、ストレス解消程度に使うなら十分効果を発揮しますが、心身症の治療となると効果的ではありません。

治療の方法ほ、良い香りを常に身の回りにただよわせているだけです。部屋のなかに香りを焚きこめたり、香り袋をさいふやバッグに入れて持ち歩いたりする。すると、不安や怒り、緊張や神経過敏が緩和され、心身症に多い不定愁訴の諸症状も次第に消失していく症例が報告されています。
あるデータによれば、著しく効果があった人23%、有効と認められた人50%、無効だった人26 %という治療成績があったといのでりの効果ほかなりのものです。

香りが精神修養に使われた歴史ほかなりの歴史があります。室町時代に茶道とならんで貴族や知識人忙親しまれていた香道です。香道では、香会が催される。香元がたてた香りをかいで、その香りをあてるのだが、かなり精神を集中しなければ難しいといわれています。

アロマテラピーの効能、効果はこちらです。気になる症状がなかなか改善しない場合に香りのチカラを試してみるのもアリかもしれません。人間の体はいかにリラックスできる時間を確保できるかがカギのように感じます。