月別アーカイブ: 2019年2月

【本当】心筋梗塞は ステント治療では完治しない

粥状動脈硬化症という症状があります。これは、動脈の壁に粥状の塊ができて、血液の通り道が狭くなつてしまうものです。

典型的な動脈硬化症です。この粥状動脈硬化症になると、血管内にプラーク( アテローム)という垢のようなものが付着します。コレステロールと血小板からできた塊です。

プラークはどこにでも発生しますが、冠動脈に発生すると狭心症の発作が起こり、動脈にできると、脳に飛んで脳梗塞を起こします。
狭心症の発作からさらに動脈硬化が進んだり、プラークがはがれて飛んで血流が完全に遮断されたりすると、心筋に血液が届かなくなり、心筋梗塞となります。米国では、このプラークを治療するために血管内治療を開発しました。大きく分けて2種類あります。

ひとつは、ステント治療です。これは網の目状の筒を血管内に入れ、狭くなった血管を広げて血液の流れを回復させます。しかし、血管を無理やり広げているだけですから、根本的な解決にはなりません。再発するのが稀ではないのです。そのたびに、ステントを入れて、血管の中がステントだらけになってしまう方もいます。そのような方のことを医者は陰で「フルメタルジャケット」といっています。動脈硬化は冠動脈や頚動脈だけに起こるわけではありません。

心臓の動脈に動脈硬化が起こっている人は、全身の動脈にも起こっている可能性が高いのです。冠動脈だけにステントを入れても、動脈硬化の解決になっていないのは、誰が考えても明らかです。

最近では薬剤溶出型のステントもあります。これは、ステントに薬剤が塗られており、血管内で徐々に溶け出して、血管が再び狭くなるのを防ぐものです。しかし、これを使っても再狭窄する例はあります。

2つ日の方法はプラークを削り取る治療法です。しかし、動脈硬化がある血管内を削るのですから、ひとつ間違えば血管を突き破ってしまう危険な手技です。要するに両者とも理想的な血管内治療ではないということです。

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【本当】糖尿病治療をしても合併症は減らせない、合併症を減らすには血管の治療が必須

糖尿病にはⅠ型とⅡ型がある

糖尿病は、血糖値が高くなる病気です。原因はインスリンの不足です。インスリンはホルモンの一種で血糖を少なくする働きを持っています。
インスリンの作用が弱くなったり、インスリンの分泌が少なくなつたりすると、血糖値が高くなってしまうのです。糖尿病には、大きく分けてⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病があります。

Ⅰ型とは、インスリンが絶対的不足の状態、つまりインスリンの分泌がほとんどなかったり、まったくなくなってしまった状態なので、インスリン注射が必要になります。

Ⅱ型はインスリンの相対的不足です。インスリンの量が減ってしまったり、量は減つていなくても働きが悪くなってしまった状態です。
この場合は、インスリンを分泌させる薬や糖の吸収を遅らせる薬、糖を排泄させる薬など様々な薬が開発されています。糖尿痛自体の治療法はあっても、合併症を減らすことは容易ではありません。

合併症によって人工透析が必要になるケースは少なくありません。人工透析を受ける人は、圧倒的に糖尿病患者が多いのが実情です。

他にも、眼底出血、脳出血、心筋梗塞、足の壊症になる人も圧倒的に糖尿病の方です。高血圧を降圧剤でコントロールしても、心血管系の合併症は劇的には減りません。

これと同様に血糖降下剤で血糖をコントロールしても合併症は劇的に減らないのです。それはなぜでしょうか。両方とも血管の治療を無視しているからだと思います。高血圧や糖尿病で合併症が発生する原因は、いずれも血管の動脈硬化が原因です。動脈硬化は降圧剤や血糖降下剤で治すことはできません。だから、いくら血圧や血糖をコントロールしても合併症を予防することは不可能なのです。
糖尿病の合併症
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…合併症を減らすには血管の治療が必要

血圧や血糖のコントロールは、血管を治療しているわけではありません。血圧や血糖コントロールをしながら、同時に血管の治療もしなければ、合併症が劇的に減ることはないのです。

血管をより健康にするためには
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【本当】スキルス胃ガンは早期発見が可能

スキルス胃がんは、早期発見できる

スキルス胃がんは、進行が速いことで有名です。診断がついたときはもう手遅れでなすすべもないことが多く、早期診断不能といわれます。

スキルス胃がんは、粘膜より下にある筋層を走るので粘膜を検査しても発見できないといわれます。確かにその通りです。
しかし、よく診断すると、びらん( ただれ)を起こしている部位が見つかります。びらんを起こしている場合、粘膜が欠損しているので、びらんの中を生検すると筋層が採取できることがあります。

それで早期診断できるのです。

スキルス胃がんでも、早期診断すれば普通の胃がんと同様に、胃の切除や抗がん剤も飲まずに健常者と同じような生活を送ることができます。

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