医学的には寝だめはできないと考えられている。睡眠は1日の中の時間でとるもので、今日、15時間眠ったから、明日は2時間でよいかというとそうではない。徹夜した日の翌日は、ずっと寝ていることはあっても、それは徹夜の疲労からくるもの。寝だめではない。
そもそも、人間は起きているとだんだんカラダが疲れてきて眠くなり、そのたまった疲れが睡眠で解消されると再び起きる。毎日この繰り返しが行われるのだから、寝だめは無理な発想に近いのだ。しかし、自分は寝だめができるという人は、生活習慣として行っているか、もしくは、自己暗示をかけているだけである。