肝臓病には豚のレバーが効く[嘘]

「人間の体の悪いところを治すには、動物の同じところを食べればいい」こんなムチャクチャな健康法が、今だに信じられています。

例えば、肝臓病を治すには鳥や豚のレバーを食べればいいという話は、飲み屋などでもしょっちゅう耳にします。あるいは、牛トラの睾丸やペニスが、精力増強に効くなどという詰も多く耳にします。

くまの胃が胃がんに効くといわれるのも、この種のだと思われます。

ただし、熊の胃と思っている人が多いのですが、あれは胃でほなく胆のうを乾したものです。これらは確かに妙な説得力があるから不思議です。なんだか人間の悪くなった部分を動物の内臓が補ってくれるような錯覚にとらわれてしまうのでしょう。

しかし、食物は栄養素として吸収されるのであって、動物の胃が人間の胃になるはずがありません。また、もう少し科学的な意見には、レバーにはたんばく質が多くふくまれているので、肝臓病に効くというものがあります。しかし、レバーのたんばく質含有量は、卵や肉に比べて決して多くはないのです。

それに、肝臓病にたんばく質が必要というのは確かに一般的には言えることだが、素人の食事療法は何にしても危険が伴なうのです。まあ、食べ物として摂取する分には、それほど危険な事態にまで悪化するケースはまれですが、たとえば肝臓にほしじみ汁がいいと聞くと、毎日、鍋一杯飲んだりする人が必らずあらわれるのです。
こういう人は、本当に効くものまで効かなくしてしまいます。

肝臓を元気にするための知識

血圧が高いのは熱い風呂好きが多い[本当]

風呂のお湯は、高血圧に対して、両刃の剣になってしまいます。血圧を上げる作用と、血圧を下げる作用とがあるからです。
問題は風呂の温度にあります。

熱いお湯は血圧を上げ、ぬるいお湯は血圧を下げる傾向にるのは言うまでもありません。つまり、高血圧にお風呂がよくない、とばかりは言えないわけです。
https://constipation-guide.net/cold/?p=188

ところが、高血圧なのに熱いお風呂が好き、という人が多い。これには医者も困りはてています。入った瞬間かなり熱いと感じるのは42~43度。この熱いお湯では、入った直後に血圧が急上昇します。最高血圧が170 mmHGくらいの人が一時的に180~190 mmHG になることもあります。

その後、上った血圧はいったん低下するのですが、しばらくするとまた上昇を始めます。さらに熱いお湯の45度くらいでは、最高血圧がいっべんに30~40m mHG も上昇するというデータもあります。高血圧の人にとってほ、とても危険だということです。

これに対して、体温と同じような36 度くらいのお湯では、よく不感温度浴という言葉が用いられますが、血圧が低下することは明かです。しかし、一般的に不感温度浴というのは「入った気がしない」し、気分的にも湯ざめしてしまうでしょう。

極端に無理する必要もないでしょう。従って、高血圧には、比較的ぬるめの40度前後のお湯が望ましいのです。いわゆる半身浴です。

日本人の風呂好きは世界にも類をみないレベルです。入浴には疲労感を取り除き、気分転換をはかるといった心理的効果もあります。日常生活の潤滑油とでも言える存在です。また、温熱効果として、血液循環を盛んにし、新陳代謝を高めます。そのほか水が体に及ぼす圧力(静水圧)や浮力なども、人体に生理的に好ましい影響を与えることがわかっています。

風呂の上手な入り方を知っていれば、高血圧の人でも入浴はさしつかえないでしょう。冒頭で両刃の剣と表現したのはこのためです。「カラスの行水」と呼ばれる入浴の仕方はおすすめできません。熱いお湯にドボンとつかってすぐ出たのでは、せっかくの効用も効かずじまいです。

最近は温泉ブームで、家庭用にも温泉銘柄の薬用入浴剤が売り出されています。

温泉気分で、ゆっくりと温ぶねにつかることが効果的です。心身ともに入浴の効能を満喫できるでしょう。さて、高血圧の人にとって、もうひとつ注意しなければならないことがあります。お風呂場と脱衣室の温度差です。

脱衣室が冷え込んでいるときは、温まった体が、急に冷気で冷やされて、血圧が急上昇する危険性があるのです。冬の寒い夜、トイレに起きて、脳卒中の発作を起こしたという例が多いのですが、同様の危険性が考えられます。自分の健康状態をよく知って、入浴を効果的に利用していただきたいのです。そしてへ入浴方法も注意すべき点をチェックする必要があるのです。

42度以上のお風呂は心臓に負担がかかる、最適の湯温は38~40度

食物アレルギーは、血液検査でわかる[嘘]

食物アレルギーはじんましんのみならず、時には呼吸困難や血圧の低下などのショック(アナフィラキシーショック)を引き起こす危険性もあります。保育園や幼稚園では、このようなアレルギー事故を未然に防ぎたいという理由から入園時に食物アレルギーの検査を行ない、その結果を提出するように指導しているところも少なくありません。
しかし食物アレルギーは、採血検査などによる簡単な検査で診断できるものではありません。

一般的な医療機関では、採血による「RAST」などのいわゆる「アレルギー検査」が行なわれ、その・結果、陽性反応を表わす数億が高いものを「食物アレルギーの原因」と診断します。このような血液によるアレルギー検査は、「血液中のIgE( アレルギー抗体)」を測定する検査ですが、IgEが高いからといって、必ずしもアレルギー症状が出るとは限りません。

逆に数値が低くても、アレルギー症状が出る場合もあります。食物アレルギーは食ものの成分である抗原とIgEとの単純な関係だけで起こるのではなく、胃腸の粘膜のコンディションや「ケミカルメディエーター」と呼ばれるアレルギーに関与する物質からなどが複雑に絡み合って発症するのです。

通常、アレルギー専門の医療機関では実際に食物アレルギーの原因として疑われる食物の除去と負荷を行ない、それぞれ、その反応を調べることによって食物アレルギーを診断します。血液検査や皮膚テストは、あくまでも補助的な検査であり、食物アレルギーの「確定診断」をする方法ではないのです。

もしも、血液検査の結果のみで安易な食物除去を行なったとしたら、子どもの成長にとって、もっとも大切な幼児期に、バランスのよい食生活が損なわれることになります。

日常生活において食事による問題がなく、健康状態のよい子どもに対して、食物アレルギーの採血検査をすることは「百害あって一利なし」です。