月別アーカイブ: 2014年11月

呼吸方法で冷え症対策ができる[本当]

たとえば、冷房が強くて体が冷えすぎている時などに、5秒くらいかけてゆっくりと鼻から肺いっぱいに空気を吸い、15秒程度かけて細長くはき続けると呼吸をすると、副交感神経が興奮してきて血流が増え、手足が暖かく感じてくる。
一方、逆に浅くて速い呼吸を繰り返していると今度は交感神経が刺激されて、末梢の血流が低下し、皮膚にある感覚神経は冷たく感じてくるはず。

ただし、体を温める血液も熱が奪われることで消耗するので適当にカロリー補給しないと次第に体全体が冷えてしまう。ストレスの多い現代社会では、浅くて速い呼吸をする人が増えているのでつねに適度な栄養補給を心がけて生活することも大切。

冷えと便秘の両方に効果のある呼吸法によるとこの呼吸法を行うのは就寝前がおすすめ。

冷え症の人は寝るときは靴下2枚履きで温かい[嘘]

ストッキングや靴下の2枚履きは、脚を締めつけ血行を悪くしてしまい、逆に冷え症につながってしまうケースがある。一方、女子高生に流行したルーズソックスは、脚を締めつけずに血行も保たれるため、冷え症対策としてはスクレモノと言えるかもしれない。

ちなみに、最近よくニットの帽子などで頭を温かくしている若者を見かけるが、これでは逆に冷え症を促進することにもっながってくる。その理由は、体温調節中枢は脳の視床下部にあるため、脳の周りが帽子などで温められてしまうと、脳はカラダが温まっていると錯覚し、カラダを仏冷やそうと反応するのだ。だから、冷え症には「頭熱足寒」は明らかに良くない。やはり「頭寒足熱」が理想なのだが、寝るときなどは脚の血行を妨げない方法で暖める必要がある。

脚にぴったりのロングブーツはむくみ予防になるか[嘘]

脚に関することで女性が一番悩みやすいのが、むくみである。OLさんを対象として、立ち仕事の多い人とデスクワークの人に分かれてもらい、8時間労働後のむくみを評価する実験を行った。
2つのグループも同様にむくみが生じ、立ち仕事とデスクワークでは差がなかった。

次にむくみが生じた後で10分ほど散歩をしてもらったところ両グループともむくみは解消された。

そもそもむくみとは動脈を中心とする血管からしみでた体液がリンパ管に吸収されるまでに組織内にも貯留するもの。この体液をスムーズに排除するためには筋肉のうごきが重要。

筋肉が運動をするとポンプのような役割を果たして組織内の体液が静脈やリンパ管に吸収されやすくなる。冷え症と同様、むくみにも筋肉が大きな役割を果たしている。細菌は長距離のフライトや中越大地震などでエコノミークラス症候群が問題となっている。
これも特に下肢を中心とする筋肉の運動不足によってむくみが生じ肝腎の体液凝縮した結果、血栓などが形成され、肺塞栓が生じやすくなってしまからである。脚にぴったりのロングブーツをで筋肉の動きまで締め付けてしまうと逆にむくみやすくなるということである。

むくみを解消するには適度な運動と体を冷やさないことが大切。塩分摂取にも注意したい。

「むくみ」についてはこちらのサイトで基本的なことが理解できる。病気でもむくむケースがあるのでこちらは特に注意が必要。