昼寝は休息には役に立たない[嘘]

睡眠時間の話というとよく取り上げられるのが、ナポレオンとエジソンです。ナポレオンは1日3時間しか眠らなかったといわれています。ところが、これほベッドの上の睡眠の時間で、実際はもっと眠っていたとも伝えられています。その場所は馬の上とか会議の席というから驚きです。ちょっとした時間を見つけてはうたた寝をしていたそうです。

かれは昼寝のプロともいえるかもしれません。もっとすごいのほエジソンです。一説によると、何と1日に1時間半から2 時間しか眠らなかったというのです。しかも、エジソンほ夜ははとんど眠らず30分ほどの昼寝を3 ~4回するだけだけでした。さすがに天才はすごい!と驚くばかりですが、現代にもこうした睡眠のとり方をしている人はいます。

売れっこのタレント達です。忙しいときはテレビ局からテレビ局に引っ張り回され、寝る間もないくらいです。平均睡眠時間が2~3時間の人もいます。その代わり、彼らも頻繁に昼寝をします。移動のあいだや、リハーサルの待ち時間に不足した睡眠時間を上手に補っているのです。

昼寝がうまく活用できなければ、スターにはなれないのでは?というほどです。

ところで、昼寝というのは、ストレスや疲労を回復するには実にいい方法です。昼寝のわずか10分は、夜の睡眠の1時間に値します。しかし、昼寝を80分すれば、あとは全然寝なくてもいいというわけにはいきません。夜の睡眠があってこその昼寝なのです。

それに、昼寝も30分以上になると、起きたときに頭がボーッとして、仕事や勉強の能率を下げてしまいます。わずか10分の昼寝をとることで、疲労やストレスの回復に役立ち、仕事の能率をあげるのだから、ぜひ利用したいものです。

昼寝、仮眠でリフレッシュするによると昼寝前にコーヒーなどを飲むと目覚めがいいようです。寝過ぎないように注意です。

体の中で一番汗をかく場所は足の裏[本当]

皮膚にはエクソン腺と呼ばれる汗線がたくさんあります。ここから汗が出て、体温調節という重要な役割を果たします。エクソン腺ほ全身に約300万個ほどありますが、その部位によって数にばらつきがあります。

どこが多く、どこが少ないのでしょうか?汗をかく量が多いところが、エクソン腺が多く、あまり汗をかかないところが少ないのです。

答えは、もっともエクソン腺が多いのは足の裏になります。ここには1平方センチにつき約600個のエクソン腺があります。たらたらと汗が流れたりしないので気がつきにくいのですが、実ほ足の裏がいちばん汗をかくのです。靴の中の匂いを考えるとわかります。

逆に少ないのほお尻です。ここは1平センチあたり約120個くらいしかありません。足の裏の5分の1しか汗をかかないのです。

このエクソン腺からは、気がつかないうちに汗が出ています。今日ほ一滴も汗を流さなかったといえる日でも、実は、700CCを越す汗が出ているのです。気がっかないうちに体は体温の調整をおこなっているということです。

わきがの治療などに使われるのが塩化アルミニウム剤ですが、これを塗ってエクソン腺の穴をふさいでしまい。勾いのもとになる汗を止めてしまおうという方法です。でも、汗には、大事な役割があるのだから、出るのは自然にまかせ、シャワーやタオルなどで清潔に保った方が体のためにいいでしょう。

涙もろい場合は、情深い?[嘘]

涙といえば、精神的要素が強く、特に女性の特権のごとく扱われています。ことわざも東西を問わず多いので耳にしたことがある人も多いはずです。
「女の涙と犬の跛行はウソ」
これは、不利な立場に立たされたとき、女はウソ涙、犬は片足をひきずってごまかす、という意味です。
「女にも武器あり。日く涙これなり」
「女子の涙は勝利なり、男子の涙は降服なり」
「鬼の目にも涙」冷酷な人間でも人情にうたれることがある。
「涙もろいは老いの癖」「あけの涙」涙が出つくしてしまい、もう一滴の涙も出ないときに出る血の涙。女の涙を表現。
「一掬の涙」ほんのわずかの涙。あるいは非常にたくさん流す涙のときにも。
「悲しさが多すぎると笑いを呼び、喜びが多すぎても涙を呼ぶ」
「女は自分を笑わせた男しかたいていは思い出さない、男は自分を泣かせた女しか思い出さない」
「女は泣くことを錬りにする、盗人は嘘を頼りにする」
「笑いと泣きの間の橋は長くない、ごく短いことがしばしばである」
「笑う女を信用するな、泣く男を信用するな」

このように、思いつくままに挙げても涙に関するものはいくらでも出てきそうです。いかに涙が人間をきりきり舞いさせるかがわかります。

では、医学的に涙を分析してみるといかに。「涙もろい人は情が深い」とよく言いますが、涙と情の深さに相関関係はあるのでしょうか?

涙は、悲しいときやうれしいときだけに出るわけではありません。眼球は常に潤すことが必要で、たえず涙腺から涙が出ているものです。
涙腺は目尻に近い上まぶたの裏側にあり、小指の頭くらいの大きさです。涙腺から分泌された涙は、多数の排出管により瞳の上部あたり( 上結膜円蓋 と呼ばれる) に出てきます。これが、まぶたの運動と重力によって、眼球の表面を下方へ流れていくわけです。

涙には重要な役割があります。まず、眼球の乾燥を防ぐこと。同時に、目の汚れを清め、目の運動を円滑にしてくれます。また、角膜( 黒目) は血管を持たないために栄養分の補給ができないのですが、涙に含まれる栄養が上から下へ流れる間に、角膜に与えられます。

涙の98パーセントは水分で、弱アルカリ性の液体です。アルブミン、グロプリンなどのたんぱく質や2パーセント程度の塩分も含んでいます。それに リゾチーム という殺菌作用のある酵素も含んでおり、消毒の役目も果たしています。

ところで、涙腺の神経支配についてですが、化学的刺激や物理的刺激による反射性の涙の分泌は、顔面神経にあります。玉ねぎや煙が原因になるときの涙。目にゴミが入ったときなどに出る涙や精神的な涙の分泌は、自律神経の交感神経によって支配されています。

自律神経失調症になると、ちょっとしたことで涙が止まらなくなる、という症状が出る人もいます。

情が深いから涙もろい。涙もろいから情が深い。医学的にみると、どうもあやしい理論といえるかもしれません。男性と女性との涙腺の大きさにしても、女性の方が大きいという確かなデータはありません。しかし、女性の方が涙を流す頻度が高いことは事実です。そして、その涙にだまされてしまった男性が多いのでしょう。

多くの名言、ことわざが警告しているように、涙にごまかされないようにしたいものです。ですが、女性の涙はやっぱり最大の武器にまちがいはなさそうです。それに「血も涙もない」人間にはなりたくないのは皆、同じですね。